「休日や」の「もりそばの黒」は、
昨年12月まで打っていた「北海道・幌加内
(ほろかない)産のキタワセ種から、
福井県大野市産の有機在来種に替わりました。
北海道産の力強い風味の玄挽きソバから、
色味、味わい、ともに優雅な味わいの玄挽き蕎麦へ、、、
季節と産地の違いをお楽しみいただければ幸いです。
福井・大野産の蕎麦打ちについては、
ブログ【「休日や」の蕎麦】にも記載があります。
「休日や」のお蕎麦は、一人前が、生麺で120g+。茹でて170gです。
二人のお客さま(偶数のお客さま)には、
「もりそばの白」と「もりそばの黒」を
「相盛り(ハーフ&ハーフ)」にしてご提供することも
できます。
白か、黒か、迷ったときには、どうぞ。
左が大野産の「もりそばの黒」。「玄挽き」といっても、田舎蕎麦風の太い蕎麦ではありません。
右が北海道産の「もりそばの白」。「白」といっても、粗挽きの全粒粉ですから、
「サラシナ」の白ではありません。
つまり、、、「白」「黒」というより、
「もりそばのやや黒」「もりそばのやや白」と言ったほうが正確です(^^;)。
外皮を挽き込んで野趣と香りを求めたのが「黒」、
外皮を取ってのど越しの食感を楽しむのが「白」、、、です。
北海道・幌加内で、毎年ソバを
お世話いただいている方から、
本年(2023年秋)の新ソバが届きました。
「休日や」のような小さな「おそば屋さん」に、
毎年どこよりもはやく新ソバを
手当てしてくださるのがうれしいです。
「丸抜き」(外皮を取ったソバの実/左側)は、
新ソバ特有の明るいグリーンで、
「玄ソバ」(黒い外皮をつけたままの種子/右側)は、
きれいに磨かれてツヤツヤです。
左の「丸抜き」はこのまま石臼にかけます。
「休日や」の、「もりそばの白」になります。
右の「玄ソバ」は、いちど洗浄、天日干しして、
水分を調整してから石臼にかけます。
「休日や」の、「もりそばの黒」になります。
4時間ほど干して、水分15%になりました。適湿です。
いまから石臼挽き、試し打ち、そして試食します。
今年の新ソバの出来、たのしみです。
今週末の、9月9日(土曜日)より、「休日や」の新年度、オープンです。
ご予約の上、ご来店をお待ち申し上げます。
先週末のクリスマス営業(12月24日、25日)
を終えて、のこすは大晦日営業のみとなりました。
コロナ禍で、混雑する大晦日営業は休止して
いましたので、三年ぶりの開催です。
三密をさけて、お客様には1時間おきに
ご入店していただき、4つある個室or半個室に
ご案内し、2時間のお席をご用意する・・・
というスタイルで、すでに10組、40数名の
お客様にご予約をいただき、全席満席となりました。
ご愛顧をありがとうございます。
当日は「大晦日特別メニュー」と、
恒例の、日本酒2銘柄飲み比べ「羽子板セット」
をご用意して、お待ち申し上げます。
あ、この大晦日から、「休日や」の
「もりそばの黒」は、北海道幌加内産(キタワセ種)
から、福井・大野産の在来種に切り替わります。
お正月は、毎年、第2土曜日から営業します。
2023年は、1月14日(土)からの営業です。
来年も、よろしくおねがいいたします。
「休日や」では、お蕎麦の薬味に、
ワサビではなくて辛み大根をお付けしています。
「休日や」のお蕎麦には、ワサビの香りと辛さより
辛み大根のほうが合うと思うからです。
この辛み大根、春から秋までは群馬産を使いますが、
毎年11月下旬からは、産地が変わって、
秋田県・松館の「辛み大根」(松館しぼり大根)になります。
その松館辛み大根、本年収穫されたばかりが、きょう、とどきました!
あしたからお店で提供開始です。
辛さ絶品、香りが爽やか、そして後口にほのかな甘みで、
「休日や」のお蕎麦に相性ばつぐんです!
辛み大根好きのかた、ぜひいちど、ご賞味ください。
お好きな方には、増量してお付けします。お蕎麦をご注文の際に
「辛み大根、多めに」とお伝えください。
いまから来春までの季節だけ、サービスさせていただきます。